オレンズシリーズは最初にオレンズネロを購入しまし、その素晴らしさに惚れ込んでしまいました。そこでオレンズネロの元となった初代モデルはどうなんだろうか?と興味が湧いてきました。今回、ぺんてるのオレンズ0.3を購入しましたのでレビューします。
発売は2014年で知らない人はいないくらい有名なオレンズですが、これから購入しようと考えている方の参考になれば幸いです。
オレンズ 0.3の外観
文具店、ホームセンター、書店など、どこでも購入することができる、良く見掛けるパッケージですね。品切れになっているところを見たことが無いくらい、いつでも手に入るパッケージです。
▲カラーはブラック。見た目はごく普通のシャープペンです。長さは145mmで重量はかなり軽いです。
シャープペンの材質は、口金は真鍮、軸は再生PC、クリップは鉄、ノックカバーはステンレスです。カラーは光沢のあるブラックで、上級モデルと比較してしまうと、どうしてもチープ感はあります。
▲使用しないときはガイドパイプを口金に収納することができます。安価な下位モデルですが嬉しい仕様です。
▲ガイドパイプは3mmで口金も細くなっているので筆記面の視認性が良いです。
▲グリップ部分には一応溝が刻んでありますが、ツルツルするボディであまりグリップ力はありません。
▲オレンズのロゴデザインは良いですね。好きなデザインです。
▲クリップの上部には「JAPAN」の刻印があります。安心のmade in japanです。
▲0.3mmには消しゴムにクリーニングピンが付いていません。
オレンズ 0.3の特徴
芯を出さずに書く
オレンズシリーズ最大の特徴はこれですね。はじめて「芯を出さずに書く」を目にした時は、え?どういうこと?と疑問に思いましたが、自動で芯を送り出しガイドパイプから芯を出さずに書くから折れないという仕組みなんですね。
そうするとガイドパイプでガリガリと引っ掛かるのでは?とも思いましたが、そこはしっかりと紙に引っ掛からないなめらかな加工がしてあるとのことです。実際にノートに書いてみても滑らかに書くことができます。筆圧を強めにしても弱めにしても変わらずに書くことができます。
より細い字を書くことができるので、細かくノートを整理したり、手帳などの記入に適しているシャープペンですね。
オレンズ 0.3の間違った使い方
▲カチカチとノックして芯を出してはいけません。ガイドパイプ収納の状態からノックは1回です。芯を出さずに書けば折れることはまずありません。
オレンズ 0.3の製品仕様
品名 | 芯径・内蔵芯 | 軸色 | 品番 | 小売価格 |
ブラック | XPP503-A | |||
ディープレッド | XPP503-B2 | |||
オレンズ | 0.3 HB | ミントグリーン | XPP503-GD | ¥500税別 |
パステルピンク | XPP503-P2 | |||
セレニティブルー | XPP503-S2 | |||
ホワイト | XPP503-W |
替消しゴム 22-1Nは50円税別 ※オレンズ は0.2、0.3、0.5mmの3サイズです。
今回はブラックを購入しましたが、パステルカラー、レッド、ホワイトなどきれいなカラーが揃っています。
オレンズ 0.3のレビューまとめ
ココが良い!
ガイドパイプが収納される
芯が折れない
シンプルなデザイン
価格が安い
ココがイマイチ!
プラスチッキーでチープ
グリップが効かず滑りやすい
ボディが滑りやすく見た目もチープですが、芯が折れないという点では、最上級モデルのオレンズネロにも引けを取らない実力でした。デザインはシンプルで普通に使いたいと思えるシャープペンです。オレンズの折れない体験をしてみたい方には、お試し入門用として良いシャープペンだと思います。さすが!ぺんてるを代表するオレンズシリーズです。
以上、ぺんてる オレンズ 0.3のレビューでした。