フレフレ機構といえば、PILOTのシャープペンに搭載される代表的な機能ですよね。1978年に初めてシャープペンに搭載されてい依頼、様々なシャープペンに搭載されてきました。そのフレフレ機構を搭載したシャープペンがまたひとつ新たに加わりました。その名は「フレフレミー」です。ネーミングの由来は、「私を振って!振って!」と言うシャープペンが発する言葉なのか、「自分!ガンバレ!ガンバレ!」という自分に対する励ましなのか、その真意は定かではありませんが、このネーミングはどうなの??可愛らしいネーミングですね。
パイロット フレフレミー0.3のレビューです。
フレフレミーの外観と特徴
▲豊富なカラーラインナップからホワイトとブルーをチョイスしました。プラスチックのボディで全長は145mmです。
「フレフレミー」という可愛らしい名前とは裏腹に、方眼罫のようなグラフチェックのデザインがカッコイイです。グリップ部分は22面体になっています。プラスチッキーでチープ感はありますが、とても愛着が持てるデザインとなっています。
▲先端のガイドパイプはスライド式で、使わないときは収納することができます。胸ポケットに挿しても生地を傷めることもないですし、落下によるガイドパイプの破損リスクも半減することができます。
グリップ部分は22面体になっていて持ちやすいですが、筆圧の強い方は縦の方向には滑りやすいかも知れません。また、PILOT 2020(フレフレ)などのような先端がシャープなシャープペンに慣れてしまうと、筆記面が少し見づらいように感じるかも知れません。
一番の特徴であるフレフレ機構についてですが、ペンを振った時のフレフレ音は、2020(フレフレ)と比較するとかなり静かです。2020(フレフレ)が「カチッカチッ」と高めな音がするのに対し、フレフレミーは「ズンッズンッ」「コツッコツッ」というような静かめな音です。
芯は一振りで0.8mm出ます。個人的には二振り1.6mmで使用するのが丁度良いですが、0.3mmの芯径なので、筆圧の強い方やペンを寝かせ気味に書く方は折れやすいと思います。
▲クリップは軸と同様にプラスチックです。「FURE FURE me」のロゴプリントがシンプルで良いです。ブルー軸はホワイト文字で、ホワイト軸はブルー文字なので、カラーバランスの良いこの2本を購入しました。
クリップは指で開いてみると可動範囲は2~3mmしか無いので、無理に力を加えるとポキっと折れてしまいそうです。クリップは飾り程度に考えて、使わない方が良いかも知れませんね。
▲ノックカバーはボディと同系色のクリアパーツです。ボディと同じ色にすると地味な印象になりそうですが、クリアパーツを使用することで、ノックカバーが良いアクセントになっています。
▲写真で確認できるとおり軸に小さな穴が開いています。ZEBRAのクリッカートのようにノックを押すと色が変わるの?と思いましたが、特にギミックではないようです。反対側にも穴が開いていますが、内側のパーツが引っ掛かるような突起になっているので、単に内部のパーツを固定するための穴のようです。(違っていたらゴメンナサイ)
フレフレミーの製品仕様とラインナップ
商品名: シャープ フレフレミー
価格: ¥200+消費税
芯径: 0.3、0.5
方式: フレフレ&ノック式
替ゴム: HERFN-10
0.3軸カラー: ①ブラック、②ホワイト、③ブルー、④パール✕ピンク、⑤ピンク✕ソフトブルー、⑥コーラルピンク✕ピンク、⑦ソフトグリーン✕イエロー、⑧エメラルド✕ピンク
0.5軸カラー: ①ブラック、②ホワイト、③ブルー、④オレンジ、⑤イエロー、⑥パープル✕ピンク、⑦ピンク✕ソフトブルー、⑧コーラルピンク✕ピンク
フレフレミーのレビューまとめ
ココが良い!
グラフチェックのシンプルなデザイン
静かなフレフレ機構
安価
ココがイマイチ!
安価なので仕方ないと思うが、先金(プラスチック)に成形のバリがある。ホワイトとブルーの両方同じ箇所にあるので、傷などではなくバリです。
ネーミング
いくつか気になる点はありますが、シンプルでオシャレなデザインで、安価なのにフレフレ機構とスライドパイプ機構を搭載しているということで、とても良いシャープペンだと思います。価格が高くなっても、これと全く同じデザインで金属軸の「フレフレーミーPRO マットブラック」なんか発売されたら最高なんですけどね。
以上、パイロット フレフレミー0.3のレビューでした。