郵便局で購入できるペンをご存知でしょうか。郵便局のペンなので、はがき用という位置づけのペンですが、ホワイト軸のシンプルなデザインが新鮮で、筆箱の中に入れておきたくなるようなスタイリッシュなペンです。
POSTA COLLECT はがきサインペンとはがきペンのレビューです。
もくじ
POSTA COLLECT はがきサインペン・はがきペンの外観と特徴
▲左が「はがきサインペン黒」、右が「はがきペン細字・黒」のパッケージです。
普通紙、インクジェット紙、インクジェット写真用紙など、どのはがきに対しても滲みにくく速く乾きやすいペンです。
はがきサインペン
▲「はがきサインペン」は一目瞭然ですね。そうです、ぺんてるのサインペンです。ホワイトのボディカラーは、ぺんてるのラインナップには無いのでとても新鮮です。
1963年の発売依頼、愛され続けている、宇宙飛行士から大統領まで、世界で愛され続けているサインペンです。子供の頃からずっと、いつも傍にあったペンですね。発売以来、その形はほとんど変わっていないのも凄いところです。
▲ペンの先端にある小さな穴が特徴的です。
インキ漏れに悩まされた開発当初、ここに穴を開けることでペン軸の圧が外気と同じになって、インキ漏れ防止に成功したそうです。水性顔料インキで水濡れに強く滲みもありません。
▲ボディの裏側には「Pentel Sign Pen」のエンボス加工
ぺんてるサインペン開発秘話
1963年に完成したサインペンは日本国内では見向きもされなかったそうです。そこでサイン国家であるアメリカの見本市で無償で配ったところ、これが当時のジョンソン大統領の手に渡り、その書きやすさに感動した大統領の話が雑誌に掲載され、たちまち全米で有名になったそうです。その後、日本に逆輸入され大人気になりました。宇宙船でも使われたサインペンは世界中で大ヒットとなりました。
普段何気なく使っているサインペンに、こんな開発秘話があったんですね。感動しました。
はがきペン
▲はがきペンにはぺんてるのような表記はありません。
はがきサインペンと同じホワイトのボディです。「POSTA COLLECT BASIC」のプリントが控えめで、シンプルでスタイリッシュなデザインのペンです。このはがきペンにはメーカーの表記はありませんでしたが、それはあっさりと解決しました。
▲以前の「はがきペン」は軸にデカデカと「はがきペン!」とプリントされたものでした。郵便局用に販売されていたコクヨのはがきペンです。
デザインが一新されスタイリシュなペンに変わりましたね。線幅は0.35mmです。速く乾いてにじまない、色あせに強い水性顔料インキが使用されています。裏うつりもしにくいです。
▲ちょうどペンを持つところに縦の溝があり、グリップになっています。
ペン先がとても細いので筆記面が見やすくて書きやすいです。
POSTA COLLECT はがきサインペン・はがきペンの試し書き
▲はがきペンとはがきサインペンの試し書きです。
両方のペンともに、インキは少し薄めな黒です。はがきではやさしい印象を与えるような黒だと思います。サインペンの方は開封して初めて使用したとき、薄墨のような薄いグレーで、これは慶弔用のペンか?と思うほどでしたが、数回書いているうちに黒くなりました。
POSTA COLLECT はがきサインペン・はがきペンはどこで買える?
POSTA COLLECT のはがきサインペンとはがきペンは、一部の郵便局・簡易郵便局を除いた全国の郵便局で購入することができます。私の住む市内の郵便局では、郵便物受付カウンターの前に様々な郵便局グッズが並んでいるのですが、そこには古いタイプのはがきペンだけが陳列されていました。受付で問い合わせたところ、奥から持ってきてくれました。前のタイプの在庫が残っているところは、陳列されていない可能性がありますので、受付で問い合わせてみることをおすすめします。
価格は「はがきサインペン」¥126(税込)、「はがきペン」¥224(税込)です。
POSTA COLLECT はがきサインペン・はがきペンのレビューまとめ
ココが良い!
ホワイトの本体がスタイリッシュ
ぺんてる純正のサインペンには無いボディカラー
両方のペンともに、安定の書き心地
ココがイマイチ!
キャップタイプのペンにありがちなことですが、キャップの開け閉めで手にインクが着くことがある
はがき用ということで販売されているペンですが、それだけに留めておくのは勿体なく感じるほどスタイリッシュなペンです。ぺんてるのサインペンファンの方は、購入してみてはいかがでしょうか。コクヨはがきペとセット買いが良いですよ。
以上、POSTA COLLECT はがきサインペンとはがきペンのレビューでした。