ロットリングのラピッドPROを紹介します。クリエイター向けに開発されたプロ仕様の製図用シャープペンという位置づけですが、シブいデザイン、質実剛健のフルメタルボディ、ロットリングの象徴「赤のリング」に魅了されて購入しました。実際に手に持ってみた感想は「んーカッコイイ!」の一言です。
ロットリング ラピッドPR0 0.5のレビューです。
ロットリング ラピッドPROの外観
▲パッケージはこんな感じで三角のボックスに収められています。ロットリングは1928年創業のドイツのメーカーです。
▲シャープペンには珍しく取扱説明書も同梱されています。
▲サイズはペン先収納時が145mm、軸径は7mm、重さは25gあります。全身フルメタルボディでズッシリ感があります。
カラーはシルバーとブラックがあり、今回レビューするのはブラックカラーです。口金からノックカバーまでマットブラックで、ブラックエポキシパウダー仕上げの塗装は、梨地のような塗装でザラつきがあり、手にしっくり馴染みます。
シブいブラックボディですが、グリップの上にある赤いリングが良いアクセントになっています。(ロットリングとはドイツ語で”赤い輪”です)ロットリングを象徴する”赤い輪”ですね。
▲グリップは目の細かいローレット加工になっています。しっかりとしたグリップ力があります。目の細かいローレット加工では指先が痛くなるようなものもありますが、ラピットプロは引っ掛かりもなく痛くありません。
ローレット加工の目が細かくてグリック力の強いグリップですが、細かいがゆえに小さなゴミが目詰まりして、中々取れないときがあります。私は気になる方なのでカメラ用のブロアーブラシでシュポシュポ掃除をしています。
▲六角形のボディもロットリングらしさですね。光沢感のあるロゴがプリントされています。上の写真で梨地のような塗装が分かりますでしょうか。とても高級感があります。
▲クリップに「rOtring」のロゴが刻印されています。
▲ノックカバーの天面はベンチホールになっています。ノックカバーの中に消しゴムが詰まってしまうのを防止するためでしょうか。ノックカバーのような小さな部品も安っぽさがなく、しっかりと作り込まれている印象です。
ロットリング ラピッドPROの特徴
スライディングパイプ&クッションポイント:ガイドパイプはスライドして収納することができます。(スライディングパイプ)また、ガイドパイプはクッションポイント方式で、強い筆圧が加わると沈んで芯の俺を防ぎます。
ダブルノック式:ノックを押すとガイドパイプが出現し、もう一度押すと芯が出ます。
一度ノックすればガイドパイプの長さ(3mm)分はノックしなくても書き続けられる。
ブラックエポキシパウダー仕上げの塗装:梨地のようなザラつきのある塗装で高級感を演出しています。
▲重心はほぼ中央にあります。低重心ではありませんが、フルメタルボディの重量の引力で、重心が下がり筆記がしやすいです。
ロットリング ラピッドPROのレビューまとめ
ココが良い!
堅牢なフルメタルボディ
ブラックエポキシパウダー仕上げで高級感がある
カッコイイ
所有する喜びと満足感を与えてくれる
ココがイマイチ!
なし
ロットリングのシャープペンはやっぱり格好良いですね。使い心地も良く、適度な重さとグリップ力の高さでとても使いやすいシャープペンと感じました。ブラックのフルメタルボディなので、使い続けた数年後のエイジング(経年変化)が楽しみなシャープペンです。
以上、ロットリング ラピッドPROのレビューでした。