サクラクラフトラボ004 レビュー

【サクラクラフトラボ 004 レビュー】懐かしいのに、新しい 大人の多機能ペン

2020年2月16日

「懐かしいのに、新しい」SAKURA craft_labのペンには、思わず手を伸ばしてみたくなる魅力があります。サクラクレパスが「新しい懐かしい、をつくる。」

SAKURA craft_lab 004 より引用

をコンセプトに始まったSAKURA craft_lab(以下、サクラクラフトラボと表記)。第一弾の001に始まり現在は004までリリースされています。001は「文房具屋さん大賞2018」で大賞を受賞したのも記憶に新しいところです。そして2019年にリリースされた第四弾の004が「文房具屋さん大賞2020」のデザイン賞を受賞しましたね。

サクラクラフトラボ 004のレビューです。

 

サクラクラフトラボ004の外観

 

サクラクラフトラボ004 レビュー

 

サクラクラフトラボ004はこのような紙の化粧箱に収納されています。

化粧箱と言っても化粧品が入っている箱ではありません。「進物などに使う美しい箱」の方です。上品な外箱の上面に印刷された金のサクラマークが、開封する高揚感を演出します。

 

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▲内箱をスライドさせるとと取扱説明書(保証書)が金色のグリップで固定されています。

 

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▲グリップを外し観音開きの内蓋を開くと、「懐かしいのに、新しい」サクラクラフトラボ004が収められています。

 

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▲「004 multi-function pen 多才でありながらもシンプルなフォルム。ペンという存在を超え、ココロと頭を整えるためのライフ・ツールです。」こんな一文を読んだら、もうワクワク感が止まりません。

 

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▲「新しい懐かしい、をつくる」 早く触りたいという衝動に駆られます。

 

サクラクラフトラボ004 レビュー

 

▲004を型から外すと、そこには「SAKURA craft_lab」の文字がプリントされています。

 

サクラクラフトラボ004 レビュー

 

▲004のサイズは、全長133mm、軸径10.9mmで、重量は27gです。いつも持ち歩きたくなり小ぶりなサイズです。小ぶりといっても程よい重さがあり、道具としての存在感があります。ボディはシンプルでロゴなどのプリントがありません。

フォルムは001のDNAを受け継いだシンプルなボディです。001はボールペンでしたが、この004は多機能でありながら、シンプルを追求したフォルムのMulti-function Pen です。それではパーツごとに見ていきましょう。

 

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▲まずは上部です。004は4色ラインナップされていますが、全てのカラーにおいて上部はカラーアルマイトにヘアライン加工が施してあります。艶消しのマットなカラーが美しいです。私はブラック系が好きなので「エボニーブラック」を購入しました。

クリップはアンティーク眼鏡のテンプルをモチーフにしたデザインです。コンセプトのとおり懐かしさの中に新しさのあるデザインですね。胸ポケットに挿せばオシャレなファッションアイテムになりますね。

 

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▲頭冠はアンティークカメラのダイヤルをモチーフにしています。腕時計のリューズのようでもありますね。天面にはサクラのシルエットが刻印されています。ひと目でSAKURA craft_labと分かる、象徴的な頭冠です。何度見ても超格好いいです。

 

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▲頭冠を外すと黒の消しゴムが収納されています。大き目でしっかりした消しゴムです。ちなみ私は、本体装備の消しゴムは使わない派です。

頭冠と上部にはネジが切ってあり、ねじ込んでしっかり固定されています。瞬時にサッと消す動作には向かないかもしれません。

 

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▲次に下部です。材質はそれぞれのカラーによって異なります。アッシュグレーとガーネットレッドは洋白(500円玉に使われる金属)、ボトルグリーンとエボニーブラックは真鍮になります。

それぞれの金属の重量を調べてみました。

 

材質大きさ重量
洋白10mm×10mm6.9g
真鍮10mm×10mm6.86g

 

洋白と真鍮の重量はほぼ同じですね。若干ですが洋白の方が重いです。004の重量は全て27gとなっていますので、洋白モデルは厚みで微妙にバランスを取っているのでしょうか。

 

サクラクラフトラボ004 レビュー

 

▲004で特徴的なのが、中央のアンティークなローレットです。ローレットを回してボールペンとシャープペンを切り替えます。ローレットは上部全体を回転させるツマミの役目です。シャープペンを中心に左右が2色のボールペンになります。ヌルッと回る動作にも上品さがあります。

 

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▲下部は反時計まわりに回すと外れます。

真鍮の下部を接続する内部のネジ部は、もちろん金属製でしっかりとした構造です。金属の輝きが美しいです。

 

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▲リフィルの交換やシャープペンの芯の補充は下部を外して行います。

シャープペンを使用する時は、頭冠を押して上部全体を上下させて芯を出すので、手の小さい方は多少押しづらいかも知れません。全長が133mmというのは、この動作を考慮してのサイズなんですね。

 

サクラクラフトラボ001のレビュー

 

▲サクラクラフトラボ001と並べてみました。比較すると004の方が全長が長く軸が若干細いです。

サクラクラフトラボ001の記事はこちらを御覧ください。

サクラクラフトラボ001のレビュー
【サクラクラフトラボ 001 レビュー】エイジングを楽しむ進化するボールペン

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サクラクラフトラボ004の専用レフィル

 

サクラクラフトラボ004 レビュー

 

サクラクラフトラボ004には4種類のカラーのインキがラインナップされています。

#49 ブラック(標準装備)

#19 レッド (標準装備)

#43 ブルーブラック(別売オプション)

#219 クリムゾンレド(別売オプション)

 

水性顔料ゲルインキで書き味はとてもなめらかです。インキの発色もとても綺麗で、筆記していてかすれるようなことはありませんでした。

 

サクラクラフトラボ004はどこで購入できるのか

 

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サクラクラフトラボをネットで購入しようと、調べた方も多くいらっしゃると思いますが、残念ながらネットで購入することはできません。サクラクラフトラボのホームページに取扱店が掲載されています。掲載されていない店舗でも扱っているところはあるようですが、事前に問い合わせをした方が良いですね。

私は伊東屋横浜店で購入しました。それほど遠くはありませんが、徒歩移動を含めて往復2時間くらいです。一消費者としては不便でなりません。オプションのレフィルも店舗のみで購入可能です。せめてレフィルくらいはネットで購入できたら良いですね。

ただ、自ら出向いて購入するというのは、ペンの価値を高めてくれます。やっと買えたという高揚感と満足感があり、所有する喜びをひしひしと感じながら帰宅しました。メーカーの思惑どおりにやられました。

 

サクラクラフトラボ004の書き心地

 

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電車を使って自ら出向いて買ってきたという付加価値を省いたとしても、お世辞抜きに書き心地は素晴らしいです。軸は細めですが、しっかりと掴んで丁寧にキレイな字を書くことができます。専用のインキもなめらかで、ペン先がすべるようにスラスラと書くことができます。ただこればかりは、ペンの持ち方とか筆圧によって個人差があるかもしれません。個人的には最高の書き味だと思いました。レフィルを加工してジェットストリームインキを使うこともできるようですが、サクラクラフトラボには他の血は入れたくありません。私は純正のインキを使っていこうと思います。(インキが切れたら往復2時間ですが)

 

サクラクラフトラボ004のカラーラインナップ

 

SAKURA craft_lab 製品ラインナップより引用

 

私はブラックのペンが好きということもありエボニーブラックを購入しましたが、どのカラーも魅力的ですね。グリーン系など購入しようと考えたこともありませんでしたが、暗めのグリーンと真鍮の組合わせのボトルグリーンも好きです。

本体価格は¥8,000(税別)、専用リフィルの価格は¥300(税別)です。

 

サクラクラフトラボ004のレビューまとめ

 

ココが良い!

「ココロと頭を整えるライフツール」というコンセプト

細部にわたり高級感がある

完璧で魅力的なデザイン

手に収まるコンパクトさで、キレイに筆記ができる

レトロ好き・道具好きのココロをくすぐる頭冠

その他語り尽くせない魅力

ココがイマイチ!

専用レフィルも店舗のみの購入 → これだけは考えてほしいところ。ネットで購入できるようにしてほしい。

 

デザイン、質感、書き味、どれを取ってもレベルの高い多機能ペンだと思います。004を片手に、SAKURA craft_labの開発コンセプトを読んでみても、「なるほど、そのとおりのペンだな」と素直に感じることができます。そういうペンって今までにいくつ出会っただろうか。

以上、サクラクラフトラボ 004のレビューでした。

 

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