今回はステッドラー925 35のレビューです。製図用のシャープペンとして、30年もの間愛され続けている(2020年現在)シャープペンです。今回レビューする「ナイトブルー」は、1990年に発売された925 25シリーズの発売20周年記念モデルとして発売されたモデルです。
製図用シャープペンとして発売されたモデルですが、設計に携わらない一般の方にも広く愛されているシャープペンですよね。
もくじ
ステッドラー925 35ナイトブルーの外見
▲ナイトブルーというカラーリングのとおり、深みのあるダークブルーは気品さえ感じる上品なカラーです。上の写真は自然光で撮影していますが、実物のとおりの色合いになっています。
▲シンプルでシャープな口金とガイドパイプ
▲グリップは金属製です。写真ではブラックのように見えますが、黒に近いダークブルーです。ナイトブルーのボディがよくあいます。
▲ダークブルーの軸は高級感のあるアルミ製ボディです。シルバーで印字されたロゴと品番が輝きを放っています。「JAPAN]の文字も良いですね。
▲クリップも金属製です。ステッドラーの「マルスヘッド」が刻印されています。数年使用しているので使用感があります。
▲プッシュボタンは樹脂製です。頭に芯径が印字されています。ペン立てに収納している時などにひと目でサイズが分かる仕様ですね。
▲後部の消しゴムには芯詰まり用のクリーナーピンが搭載されています。
▲グリップは分解できない仕様です。ネジをひねってもこれ以上は空転するだけで外せません。
▲芯詰まりした時に口金が外しやすいようにローレット加工になっています。この細かいところまで配慮されていますね。
ステッドラー925 35の仕様
仕様
- 型番: 925 35
- 本体価格: 1,200円+消費税
- 5線種: 0.3mm、0.5mm、0.7mm、0.9mm、2.0mm
- 材質: [ボディ] アルミ
- サイズ: 長さ143mm、重量17g
- 替字消しゴム: 92R
- 口金、プッシュボタンは単品で購入可能
ステッドラー925 35の特徴
低重心設計
▲ステッドラー925 35は低重心設計です。安定して持つうことができて手が疲れにくいです。写真のとおり重心は中央よりやや先端寄りで 低重心過ぎない設計なので、ペン先に自由が効いてとても筆記しやすいシャープペンになっていると思います。
硬度表示窓付き
▲硬度表示窓はグリップを緩めて硬度を合わせ、硬度表示窓がズレないようにしながらグッリップで締め込むというタイプです。表示は3H、2H、H、F、HB、B、2Bです。シルバーの硬度表示窓は良いアクセントになっていますね。
滑り止め加工が施されたグリップ
▲チクチクするようなローレット加工ではなく、デザイン的にも上質な加工が施されていて、しっかりと滑り止めの役目を果たしながら手に馴染むグリップです。アップ撮影しても質の良さが分かりますよね。
▲スリムな口金と4mmのロングスリーブガイドパイプにより、細かい筆記作業もペン先がよく見えて、視界を広く保てるようになっています。
ガイドパイプは収納されない仕様なので落下は要注意です。※収納できるタイプも使用中に落下させたらアウトなんですけどね。
ステドラー925 35レビューのまとめ
ココが良い!
シャープペンの王道を行くデザイン
グリップが格好いい
滑らない真のグリップ
口金のローレット加工、硬度表示窓などの作りの良さ
先端がスリムで筆記面がクリア
ココがイマイチ!
なし
シャープペン好きの方はほとんどの方が所有しているだろステッドラー925 35ですが、本当に良いシャープペンだと思います。筆記面の視認性、手に持った感触、ペン先の滑らかな書き心地、コストパフォーマンスが高いバランスの良いシャープペンですね。