ここ数年、少なくても7~8年は修正テープを購入していなかったので、モノエアーを試してみてびっくりしました。「修正テープってこんなに快適だった?」とカルチャーショックを受けました。この数百円で小さなボディの中に、良く考えられた技術が満載なんですね。文房具って本当に面白いです。
トンボ鉛筆 モノエアー(MONO AIR)のレビューです。
もくじ
モノエアー(MONO AIR)の外観
▲「使い切りタイプ」本体価格¥250(消費税別)と「つめ替えタイプ」本体価格¥330(消費税別)を購入しました。
テープの幅によりヘッドの色が、緑、赤、青と3色あるのですが、モノカラー好きとしてはこれしかないということで、テープ幅6mmのヘッド「青」を選びました。
▲上が「使い切りタイプ」で、下が「つめ替え用タイプ」です。
スケルトンボディで内部の構造を見ることができるのですが、小さなパーツで組み立てられた本体を見ていると、ギミック&メカ好きとして、只々、惚れ惚れするばかりです。(たかが修正テープで何を言ってるの?と思われるかも)
▲両タイプともヘッドや保護カバーの基本構造は同じです。
▲本体の上部に凸のラインが6本あり、使用時に滑り止め効果を発揮します。
▲「つめ替えタイプ」は底面に本体を開閉するスライドレバーがあります。
▲スライドレバーをOPENにしてボディを開きます。内部構造を見るともうたまりません。
モノエアー(MONO AIR)の特徴
エアータッチシステム搭載
テープを切るための抵抗が不要となり、従来品と比べると驚くほど消し心地が軽くなるシステムです。
紙面にヘッドを押し付けると、スプリングによりエアータッチシステムが作動します。使い終わりにヘッドを紙面から離すと、エアータッチシステムがテープの供給口をロックすることによりテープが切れます。この仕組みによって消し心地が驚くほど軽くなっています。この小さなボディにこのシステムを詰め込むことがスゴイですよね。ギミックの動きが見たくて、無駄にヘッドを押し付けて、エアータッチシステムを上下に動かしてしまいます。
使い切るまで軽く消せる
▲テープの切り口がとてもキレイですね。新開発の高密着テープが搭載されているので、軽い力でも修正テープが紙面にしっかり貼りつきます。ヘッドは可動式で紙面の傾きに合わせて消すことができます。また静音設計なので、修正テープを引く音はかなり静かですね。サーッと軽く引ける感覚です。
テープの長さは10mです。従来の修正テープだとテープの残量が少なくなると、段々と引き心地が重くなったりしましたが、モノエアーは軽さが最後まで持続するとのことです。久し振りに修正テープを購入し、まだ全然使い切っていないので、今後、本当に最後まで軽く引けるのか検証していきたいと思います。
モノエアー(MONO AIR)のラインナップ
使い切りタイプ
レギュラーカラー全6種
MONO AIR 4: テープ幅4.2mm、ヘッド緑モノカラー、ライム
MONO AIR 5: テープ幅5mm、ヘッド赤モノカラー、ブルー
MONO AIR 6: テープ幅6mm、ヘッド青モノカラー、ピンク
スポーティカラー全4種
MONO AIR 5: テープ幅5mm、フルブラック、クリアレッド、クリアブルー、クリアライム
つめ替えタイプ
全6種
MONO AIR 4: テープ幅4.2mm、ヘッド緑モノカラー、イエロー
MONO AIR 5:テープ幅5mm、ヘッド赤モノカラー、ピンク
MONO AIR 6: テープ幅6mm、ヘッド青モノカラー、ブルー
モノエアー(MONO AIR)のレビューまとめ
ココが良い!
エアータッチシステムのギミックが秀逸
モノカラーが好き
内部構造が見えるスケルトンボディ
もちろん使い心地が良い
ココがイマイチ!
なし
久し振りに修正テープを使ってみて、これほど進化していたのかと浦島太郎状態でした。一つ一つの精密なパーツを組み合わせて、使い勝手の良い修正テープにするという開発過程を想像すると、開発者の方々には頭が下がります。更にモノカラー好きに拍車が掛かりました。
以上、トンボ鉛筆 モノエアー(MONO AIR)のレビューでした。