「新開発のインクです」、「グリップに特徴があります」、「限定カラーのデザインです」など、次から次に新製品が発売されるボールペンですが、たまにこういうボールペンが出てくるとワクワクしますね。「ペン先にライトを付けちゃいました」なんて面白過ぎます。
ZEBRA Lightwrite(ゼブラ ライトライト)のレビューです。
ライトライトの外観と特徴
▲サイズは最大軸径11mm、全長139.3mmで重量19gです。軸の材質はアルミです。
一見すると光るようには見えない、ふつうのオシャレなデザインのボールペンです。カラーは「ホワイト」ですが、ふつうの「ホワイト」ではなく、キレイなパールホワイトです。暗い場所で使うボールペンなら、白で目立った方が良いだろうということでこのカラーを選択しました。
▲特徴的なペン先
一見するとふつうのボールペンと言いましたが、よく見てみるとふつうのボールペンにはない特徴があります。ペン先の半透明のパーツです。これは「ディフューザー」と言って光を拡散させるためのフィルターです。身近なところではランタンタイプのLEDライトなどに採用されています。このディフューザーのおかげで光が当たる範囲を広くしてくれます。
▲ボディと一体式のグリップにはローレット加工が施されています。
適度な軸の太さとローレットグリップは、屋外で手袋をしているときの握りやすさを想定しているようです。
▲韻を踏んでるナイスなネーミングセンス
「Light」と「Write」で韻を踏んで「Lightwrite」という商品名。もうこれしかないというようなネーミングですよね。ペン先が光を当てているイラストも最高です。このネーミングとロゴだけで購入する価値ありです。
▲金属のクリップはストレートで、ペン全体がシンプルな印象に仕上がっています。
クリップはノックボタンに接続されているので、ノックボタンを操作すると一緒にスライドします。そのためにクリップが当たる箇所が溝になっていて、スムーズにノック操作ができるようになっています。この溝の端は丸くカットされいてデザインの良いアクセントになっています。
▲ライトを点灯したところ
ルーメンは分かりませんがかなり明るいです。LEDライトとしても使えるレベルの明るさです。
使用方法は
1回目ノックでペン先が出る → 2回目ノックでペン先収納 → 3回目ノックでペン先が出てライト点灯 → 4回目ノックでボールペン収納で消灯
ライトライトはこんな時に使える
こんなときに
アウトドアでのテント内で、明日のプランをメモしたいとき
テント内でちょっとした捜し物をするとき
災害や停電時の照明として
飛行機内で入国書類を記入するとき
夜釣りで釣った魚の記録をメモしたいとき
こんな職業の方に
夜勤の看護師
夜間警備員
設備の点検作業者
タクシー運転手
タクシードライバー
運送業ドライバー
いつでもボールペンとして胸ポケットに挿しておけるので、様々なシチュエーションで使い方は無限大ですね。
ライトライトは電池式
ライトライトは電池式です。ボールペン内部に小さなボタン電池が4つ装備されています。電池交換の仕方などの動画が、公式からYoutubeで公開されいますので、それを参考にして簡単に交換することができます。充電式の方が便利なような気もしますが、充電池は経年劣化するので、電池交換で使用できるのは良い仕様だと思います。ただ、使用するボタン電池をコンビニやホームセンターで購入するとかなり高めです。1個だけで300円前後するので、新たにライトライトを2~3本買った方が安上がりなくらいです。なので交換用電池はAmazonでの購入がおすすめです。10個セットで330円で購入できます。
ライトライトの商品仕様
価格: ¥500+消費税
ボール径: 0,7mm
替芯: 4C-0.7芯
替電池: LR626×4個、又はSR626(W・SW)×4個
インク: 黒のみ
サイズ: 最大径11mm×全長139.3mm
重量: 19g
軸色: ガンメタリック、ピンク、ホワイト、ダークブルー
ライトライトのレビューまとめ
ココが良い!
ボールペンとライトの二刀流
安価だがボールペンとしてのデザインが良い
持っていると得られる安心感
ココがイマイチ!
ボールペンとして使用した後、次に使用する時にライトが点灯する
本体価格500円(税別)というリーズナブルな価格ですが、ボールペンとしてLEDライトとして、かなり満足のいくボールペンだと思います。「Lightwrite」を是非シリーズ化して欲しいです。もう少し価格が高くなっても良いので、光量調節や防水機能があれば最高なんですけどね。「Lightwrite PRO」の発売に期待したいです。
以上、ゼブラ ライトライトのレビューでした。